『ブラック・フラッグ・ブルース』

kikimimi202004-07-15

今朝は、上川さんが2006年NHK大河ドラマ主演のニュースが
入り、震えが来るほど嬉しかったです。
だって11年前から応援していて、
当時はこんな日が来るとは夢にも思わなかったので…。
親のように嬉しいですよ。


それは置いといて
キャラメルボックスの『ブラック・フラッグ・ブルース』
ヴィーナス初日を観て参りました。


ちょっと失敗したのは、長い友達付き合いだけど
今まで一緒に一度も芝居を観に行った事のない友達と観た事。


私が物凄い演劇好きなので、友達になる人は
大体「面白いお芝居があったら誘ってください」と
言うんですが、彼女はお世辞でもそんなコトは言わない人で
全くお芝居に興味もない人なんですよ。
だから、彼女の反応が気になって、気になって
あんまり芝居に集中出来なかった…かも。


せっかく初めての観劇だったら
メッチャ面白いと思える、その人好みのお芝居をセレクトするんだけど、
「ブラック〜」はSFで、宇宙刑事とか宇宙海賊とか出てくるお話で、
彼女はSFとかアニメとかと全く無縁の人で…。
(事情があって、突然付き合ってもらったんですけどね。)


しかも、キャラメルは内輪ネタが多い!
初めてキャラメル観る人は、何が可笑しいのかと不思議だろうし、
内輪ネタに妙にウケすぎな常連さんの笑い声とかも気になってしまう…。
いつもは、私もニコニコ内輪ネタを見ているけど
異常に笑うお客さんとかは、どうも苦手で、
困ったことに今日は囲まれてしまっていました。


そして、この作品の初演は、TEAM発砲・B-zinとのコラボレーションで
初演の役者の個性に合わせたキャラクターなんです。
どーしても、発砲の役者さんが演じていた役をキャラメルの役者が演じるのは合わない。


特に発砲の小林愛ちゃんが演じていた役が…。
声の高い女の子が演じていて、キャンキャン煩いと感じてしまう…。
愛ちゃんの小さくて可愛くて強がりで…
かなり生意気なコトを言っても結局許してしまえる
何処か愛らしい(守ってあげたい)というキャラクターを
他の人が演じるのは、かなり酷なのか!?


他にも若手の役者がメインに配置されていたので
見ていてハラハラしました。
これは初日だからと思って、あきらめるか。


安心して観れたのは、クライマックスの
マリナ(小川江利子)とレイ(坂口理恵)の二人だけのシーンだけ。


あとモトコ役の大木初枝ちゃんが検討。
長いキャラメルファンからしたら、
ダイゴ(岡田達也)&ヤマアラシ中村恵子)のコンビが嬉しい。
そんな感想でした。。。


辛口でごめんなさい。
多分、友達の反応が気になりすぎたのも一因ですが
初日の出来では、友達に「観て」とお薦めは出来ません。
これからの進化に期待します。