2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『コッペリア』

加納朋子さんの『コッペリア』を読みました。 加納さんの作品というと短編連作のイメージが強いんですが、今回は長編です。おそらく初めて!? 今まで短編だと思っていたのが(又は短編でも充分楽しめる作品が)実は繋がっていて、その繋がり方が鮮やかだった…

『ニッポニアニッポン』

阿部和重さんの『ニッポニアニッポン』を読み終わりました。 雑誌で紹介されていた時にタイトルだけが妙にインプットされてしまっていたので、手にとってみました。 トキの学名って「ニッポニアニッポン」なんですね。それじゃあ、日本にトキが居なくちゃ、…

『少年計数機』

石田衣良さんの『少年計数機〜池袋ウエストゲートパークⅡ〜』を読み終わりました。4編収録されているのですが、最後の『水のなかの目』が読後、重くのしかかってきて、しばらく忘れられそうにありません。

『博士の愛した数式』

小川洋子さんの『博士の愛した数式』を読みました。 こちらの小説は色々な雑誌でオススメとしてかなり取り上げられていましたので、いつか是非読んでみたいとチェックしていたのです。 (演劇集団キャラメルボックスの2005年公式ハンドブックでも数人の役者…

『池袋ウエストゲートパーク』

石田衣良さんの『池袋ウエストゲートパーク』を読みました。 2000年にTVドラマ化、2003年にスペシャルドラマがあった作品です。 当時は池袋で働いていて「ドラマの撮影してるよ」なんて教えてもらっていたんですが、一度も真面目にドラマを見ることなく(点…

夢を2本立てで見た。

『ラヴァーズ・キス』

久しぶりに吉田秋生さんの『ラヴァーズ・キス』を読み返しました。 全2巻で鎌倉を舞台にした高校生男女6人の物語なのですが、十代の危うさというかキラメキというか切なさというか、いくつになって読んでもしみじみしてしまいそうです。

『覆面作家の夢の家』

北村薫さんの『覆面作家の夢の家』を読みました。 覆面作家とその担当編集者が出会う事件の推理小説シリーズなのですが、順番メチャクチャに読んでいるので、それでも楽しめるんですが、シリーズのレギュラーの人間関係が進展していたりするとちょっとだけ「…

『掌の中の小鳥』

加納朋子さんの『掌の中の小鳥』を読みました。 やっぱりこの作家さんは大好きですね。超お勧め作家さんです。 誰も死なないミステリって素敵じゃないですか?