『ラヴァーズ・キス』

久しぶりに吉田秋生さんの『ラヴァーズ・キス』を読み返しました。ラヴァーズ・キス (1) (別コミフラワーコミックス)
全2巻で鎌倉を舞台にした高校生男女6人の物語なのですが、十代の危うさというかキラメキというか切なさというか、いくつになって読んでもしみじみしてしまいそうです。
購入したばかりの時(10年前)は、ホモもレズも居る!!ってカンジで面白がるというか、性別関係なく、憧れたり惚れたりする気持ちに共感したりもしていたのが印象的だったんですけど、今回は里伽子&朋章の(ノーマルな)カップルに一番共感して、幸せを祈ってしまいたくなりました。長女で「いい子ちゃん」の里伽子にはついつい自分をダブらせてしまうんですよね。
同じく吉田秋生さんの『桜の園』も読み返したくなったのですが、一番好きな作品なのに友達に貸したまま帰ってこないということが2回あって、3冊目は購入していないままなんですよね。。。永久保存版で持ってないとなぁ。買いに行かなくちゃあね。