数字のナゾ
先日小川洋子さんの『博士が愛した数式』を読んで*1、再び数字や数学に興味を持ち出した今日この頃。
秋に受けようとしている資格試験に一般教養として、数学が含まれているため、問題集を買ってみました。 漢字検定っていうのは良く聞くんだけど、数学検定って初めて知りましたよ。(写真参照)
問題集はいきなりルート(平方根)の問題から掲載されている。だけど、私、分数の割算の解き方も忘れてしまっています…。問題集だけじゃなくて、教科書又は参考書も必要だった。。。そこで『平方根とは』とネットで検索しながらお勉強しています。ネットって便利だわ♪
それにしても学生時代あんなに勉強したのに、平方根とか、私の社会人生活では、全く必要ない、出てこない概念です。。。( ̄□ ̄;)!!(今回、資格試験のために必要(?)になりましたけど。)
さて、小説『博士の愛した数式』内で、「双子素数」や「友愛数」など、とっても素敵な数字を知ったのですが、中でも「完全数*2」である「28」が作中で大切なキーワードになっています。
先日たまたま「弥勒菩薩は56億7千万年後に降臨すると言われているが、その数字足すと18になる。369(みろく)も足すと18になる。」というコトを知りました。
「18」という数字は「完全数」ではないけれど、「28」のように何か意味があるのだろうか、どういう意味があるのだろうか、とちょっと気になっています。
それから、数検の問題集で『次の循環小数を分数に直しなさい』という問題が出てきたので、またまた「循環小数」って何だよ?こんなの中三で習ってないよ〜〜っとネット検索したら*3、面白い記述を見つけたので、紹介します。
『文系人間による数学講座(5)円周率 π』
http://www.im-sendai.jp/rensai/tamago/se3_diary/80.html
円周率は3.141592……と、みんながどこまで
言えるか暗記力を競うことでも分かるように
どこまでも続いていきます。循環していく循環数です。
(中略)
半径×半径×π=円の面積
だったと思うのですが
πが正確な値を取れないと
いう事は、円の面積は正確には求められない。
(中略)
半径×半径×半径×π×4/3が球体の体積で
要は球体の体積も正確には求められない。
つまり球体である地球の体積も理念上は求められないことになります。
(中略)
で、円周率の哲学者と言えば
ピュタゴラスの定理で有名な
ピュタゴラスです。
ピュタゴラスは数学者、哲学者であると
同時に、ピュタゴラス教団の開祖でもあり
デルフォイにいたガイアの子である大蛇、ピュトンを信奉していました。
ピュトン、つまりπです。
(中略)
球体の体積を支配しているのは円周率、π。
それで球体であるガイア(地球)の子が大蛇ピュトン(π)。
と、「旧約聖書のイブにリンゴを食べるよう唆した蛇」の話など、地球と大蛇(またはドラゴン)について、まだまだ長くコラムは続きます。
ちょっと面白くないですか?
こういう話、長くて、理解するのが大変なんだけど、凄い好き!
すっかり数学の勉強から脱線して、夜が更けていくのでありました(^。^;;
*1:http://d.hatena.ne.jp/kikimimi20/20050522
*2:ある数の約数(ただしその数自身は除く)の和がある数と等しい自然数
*3:ちなみに「循環数は、小5で習うことも確認出来ました(^^;;;