『あなたが欲しい』

あなたが欲しい (新潮文庫)

あなたが欲しい (新潮文庫)

クラスメイトから借りた本。
唯川さんの話は「聞きたくない。知りたくないよ〜」という方向へ進んでいって「読まなきゃ良かった」と一瞬思うのですが、行き着く先まで行ったら、そこで光明を見出すというカンジで救われます。
唯川さんの小説が好きな人はきっとソコが好きなんだろうなぁ。読みたくない方向へ話が進んでも読ませてしまう力量もお見事!です。