『スカイハイ』
- 作者: 高橋ツトム
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/05/19
- メディア: コミック
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『スカイハイ』シリーズおそらく全部読んだと思います。
一番印象的なのが長編ということもあって、やはり『カルマ』の章です。
なんとなく、人は死んだら終わりではないと思っている。
なんとなく、輪廻を信じている。
現世が修行なのかどうかは、分からない。
とにかく、この作品のヒロイン・高丸真唯の生き様は凄い。
母親の城丸アヤカも力強くて素敵。
輪廻を信じたら、カルマも信じなくてはいけないのだろうか。
十代の頃、自分の生まれてきた意味について考えたけど、
何か意味があって生まれてきたと思いたかったけど
この作品の真唯みたいな”生まれてきた意味”は、辛いなぁ。
もちろん、魂は死んで終わりじゃないということだから
今回の真唯は苦しい人生だったけれど、次は心安らかな人生を生きられるはず。
そう信じている。
そして、その先に何があるのか、その苦しみに見合った素晴らしい何かであることを祈るばかり。
こういう話を読むと、自分のカルマは何だろう。
目先の快楽だけを追っていたらいけないのだろうか、と悩んでしまいます。
あんまり難しく考えすぎずに自分の出来る範囲で出来ることを
自分のことだけではなく、周りの人のことも考えて幸せになれる方向を
目指していこうと思います。