『鏡の檻をつき破れ』

引き続き、18歳のクラスメイトに借りた本。(ちなみに唯川恵さんの小説を貸してくれているクラスメイトとは当然別人です。)
少年陰陽師・昌浩13才と藤原彰子12才の淡い恋が、彰子の入内によって引き離されそうになる回です。御簾ごしに泣いている二人とか、彰子の牛車を遠くから見送る昌浩とか、切ないシーンの多い話でした。


でも、(昌浩曰く)”たぬきジジィ”清明が何やら藤原氏とコソコソしていたし、その昔『和宮様御留』という小説も読んでいたがために、すり替えは予想してたりしました。
よかったねぇ、昌浩。
このシリーズは今13巻まで出ているそうで…。学校に通っている間に何巻読めるかが、心配です。(キリのいいところで終わりたい。この3巻はキリがいいんだけどなぁ。。。)