『ポーの一族』

萩尾望都さんの『ポーの一族』を久しぶりに本棚から引っ張り出して読んでみた。ポーの一族 (1) (小学館文庫)


ポーの一族」では、成人して、尚且つ本人の合意があって、仲間に加える儀式を行うんだけど、不本意ながら少年のまま時を止めてしまったエドガーは可哀想だよなぁと再確認。
他の一族は成人しているから、ひとつの街に多分10年近くは住み続けられるだろうけど、少年が成長しないのは明らかに目につくから、1年くらいで移動しなければならない。同じくらいの年の友達も欲しいよなぁと。。。


ポーの一族」とは、年を取らず、人間のエナジーを吸って生きる種族です。何百年にも渡って、エドガー&メリーベル&アランと出会った人々の話が収録されています。
私は文庫版を持っていて、1巻の最初の「ポーの一族」のラストが、3巻の「小鳥の巣」に繋がっていることに感動したのですが、エドガー達の物語の雑誌発表順は、文庫版の収録順ではないようです。単行本では、どういう順番で収録されていたのか今更ながら気になります。
きっと検索すれば「ポーの一族」ファンサイトがあると思うので、確認してみようっと。